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鈴与システムテクノロジー株式会社

コストを約1/6に最適化。長年の運用課題を解消したファイル基盤刷新プロジェクトの全貌

鈴与システムテクノロジー株式会社は、静岡県静岡市に本社を構え、鈴与グループの情報システム領域を担う企業として1990年に設立されました。 物流・商流・食品・建設・航空など多岐にわたる事業領域に対し、システム開発、ITインフラ構築・運用、DX推進を通じてグループの事業基盤を支えています。 また、近年は、グループ外の企業や自治体との連携も強化し、地域のデジタル化支援やイベント協賛など、地域社会との接点を広げています。
「デジタルの力で地域の可能性を引き出す」ことを掲げ、地域に根ざしたITパートナーとして幅広い取り組みを進めています。
今回は、情報システム部の藤浪氏、石田氏に、Fileforce導入の背景から運用効果までお話を伺いました。

コスト圧迫と運用限界。ファイルサーバー刷新を迫られた背景

──Fileforceの導入は、どのような背景から検討が始まったのでしょうか。

石田氏: 当社では長年、クラウド上に構築したWindowsサーバーをファイルサーバーとして利用していました。しかし、仮想基盤のライセンス費用が大幅に値上げされることが発表され、それに伴い、利用中のクラウドサービスの料金も上昇する見込みとなりました。
将来的なコスト構造や運用の持続性を踏まえ、ファイルサーバーの在り方を見直すことにしました。そこでクラウドストレージを中心に複数サービスを比較し、操作性・管理性・セキュリティなどを総合的に評価した結果、Fileforceの検討を本格化させました。

積み重なった運用負荷。複雑化したフォルダ構造とバックアップの限界

──Fileforce導入以前に抱えていた課題について教えてください。

石田氏: 以前はクラウド上のWindowsサーバーにAD(Active Directory)を組み合わせて運用していましたが、組織拡大や制度変更を重ねる中で、アクセス権管理が複雑化しており、よりシンプルで分かりやすい運用が求められていました。
また、容量増加に伴いバックアップに丸1日かかるようになり、誤削除時の復旧も膨大なバックアップから探し出す必要があり、運用負荷は非常に大きい状況でした。 人事異動期にはアクセス権変更・誤移動・容量不足などの問い合わせが集中し、大規模異動時には2〜3日がかりで対応することもあり、日常的に運用負荷が高い状態が続いていました。

操作性・柔軟性・安定性。全社利用に耐えうる基盤としての選定理由

──数あるクラウドストレージサービスの中から、Fileforceが選定された決め手は何だったのでしょうか。

石田氏: 最も大きかったのは、バージョンファイル機能の柔軟性です。他社サービスでは“過去のバージョンの復旧”しかできないものも多い中、Fileforceはファイル単位で名前を変えて保存したり、過去のバージョンファイルをローカルにダウンロードしたりと、ユーザー側で選択肢を持てる点が非常に魅力的でした。

また、長年の運用でフォルダ構造が複雑化していたこともあり、「必要なファイルをすぐに探せるかどうか」は全社利用における重要な要件でした。検証中に、Fileforceの検索機能がIntelliSearch™へと大幅に強化されていることが分かり、ファイル名だけでなく内容まで横断的に検索できる点や、大容量環境でも高速に動作する点を高く評価しました。

さらに、Windowsエクスプローラーから従来のファイルサーバーと同じ感覚で利用できる点も重要でした。「使い勝手が変わらない」「安定して使える」ことは、全社利用において非常に大切なポイントでした。

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※バージョンファイル機能で「入れ替え」だけでなく、「別名保存」「ダウンロード」も可能:https://www.fileforce.jp/functions/functions-ui/#anchor-13

1.2TBの全社データ移行を成功させた工夫と裏側

──導入プロセスでは、どのような工夫や苦労がありましたか。

石田氏: 全社で利用する基盤であるため、移行時のネットワーク負荷を最小限に抑える必要がありました。特に1.2TBという大容量データを扱うため、業務に影響が出ないよう、移行作業は綿密に計画しました。
また、長年の運用でフォルダ構造が複雑化していたため、「どこに誰がアクセスできるのか」を一つひとつ確認しながら整理する作業が大変でした。

1.2TBという容量自体は極端に大きいわけではありませんが、長年積み重なったフォルダ構造とアクセス権の複雑さが最大の課題であり、移行難易度を大きく引き上げていました。
部門ごとのデータ移行は各部門に任せ、効率的に移行を進めました。全社共有分は情報システム部で対応し、データ転送ツールを活用して約2週間で完了し、全体では約2ヶ月を要しました。

移行時には、10GBを超えるファイルや長すぎるファイル名など、クラウド移行ならではの課題も発生しましたが、必要なデータは別媒体に保管するなど、状況に応じて柔軟に対応しました。

コスト1/6・バックアップゼロ・問い合わせ激減という導入効果

──導入後、具体的にどのような効果を実感されていますか。

藤浪氏: まず大きかったのはコスト削減です。以前かかっていたファイルサーバー運用費に比べ、Fileforce導入後は約1/6にまで削減されました。

石田氏: バックアップ運用が完全に不要になり、バックアップ確認や失敗時の対応といった細かな作業がゼロになりました。導入後1〜2ヶ月はユーザーからの問い合わせもほぼなく、現在はアクセス権関連の突発的な相談がある程度です。
さらに、Fileforceの導入により、社外からでも安全にアクセスできるようになり、利便性が大きく向上しました。単にデータ量を移行しただけでなく、複雑化していた全社基盤を安全かつ確実に刷新できた点に、Fileforce導入の大きな価値を感じています。

証明書認証・ログ管理・ランサムウェア対策。運用を支える活用機能

──機能面についての活用状況はいかがでしょうか。

石田氏: Fileforceでは社外からのアクセスも安全に制御できる仕組みが備わっており、運用面でも安心して利用できています。
ランサムウェア対策機能については、管理者もユーザーも意識することなく利用できており、セキュリティ面でも高い効果を発揮しています。 ログ/セキュリティセンターは、監査やトラブル対応時に、操作履歴を迅速に確認できています。
IntelliSearch™の検索機能やMicrosoft Officeオンライン連携機能については、今後さらに社内で周知を進めていきたいと考えています。

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※ユーザーのすべての操作を記録するセキュリティセンターのログ:https://www.fileforce.jp/functions/functions-admin/#anchor-h_3

ファイルサーバー刷新を検討する企業へのメッセージ

──Fileforceの導入を検討されている企業様へメッセージをお願いいたします。

藤浪氏: 従来のファイルサーバーと同じ感覚で利用できる点が、Fileforceの大きな魅力です。ユーザーの受け入れもスムーズで、管理者としてもバックアップや復旧対応から解放され、運用負荷が大きく軽減されました。

石田氏: コスト面・運用面ともに大きなメリットを感じていますので、ファイルサーバーの見直しを検討されている企業様には、ぜひ一度検証してみていただきたいと思います。


本事例のポイント
  • 課題
    • 仮想基盤のライセンス値上げによりファイルサーバー運用コストが大幅に上昇する見込みとなり、早急な見直しが必要になっていた
    • 長年の運用でフォルダ構造と組織が乖離し、アクセス権の把握や管理が困難になっていたほか、バックアップに丸1日を要するなど日常運用の負荷が大きかった
    • 人事異動期にはアクセス権変更・誤移動・容量不足などの問い合わせが集中し、大規模異動時には数日がかりで対応することもあるなど、運用負荷が慢性的に高い状態が続いていた
  • 選定理由
    • ファイル単位での過去バージョンの復元・名前変更保存・ローカルダウンロードなど、柔軟なバージョンファイル機能がユーザー運用に適していた
    • Windowsエクスプローラーで従来通り操作でき、全社展開でも「使い勝手が変わらない」点が高く評価された
    • 大容量データでも安定稼働し、強化された検索機能が全社利用の要件を満たしていた
  • 効果
    • ファイルサーバー運用コストが約1/6に削減され、大幅なコスト最適化を実現した
    • バックアップ運用が完全に不要となり、月次で発生していた確認作業や復旧対応がゼロになった
    • 導入後は問い合わせが激減し、現在は権限関連の突発対応のみで運用負荷が大幅に軽減された

※本記事の内容は取材時(2026年3月)の情報です。

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