HDDのメーカー7社や種類を比較。大容量、安心機能の製品を紹介

公開日:
2021.05.28
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最終更新日:
2021.06.23

自社で使うHDDの入れ替えや新規導入を検討する時、何を基準にどのような種類を選択すべきか迷うケースがあります。規格や仕様など、各メーカーの特徴やチェックポイントを理解して、適切な環境づくりに役立てましょう。

データの長期保存に向いているHDD

パソコンを使用するにあたり、データを保存する仕組みは不可欠です。データ保存にはストレージ(記憶装置)が使われますが、その一つであるHDD(Hard Disk Drive、ハードディスクドライブ)は代表的な存在と言えるでしょう。
自社に合ったHDDを選択するため、まずは仕組みや取り扱い上の注意点について理解を深めておきましょう。

データ書き込みの仕組み

HDDはパソコンで一般的に使われてきた記憶装置です。
本体内に、「プラッタ」と呼ばれるデータ記録用の磁気ディスクが設置されています。プラッタには磁性体が塗られており、書き込みや読み出しを磁気ヘッドで行います。

さらに、それぞれのプラッタの両面に、「アクチュエータ」が設置されています。磁気ヘッドを装着しており、固定軸を中心にスイングし、プラッタ上を移動する仕組みです。

アクチュエータの根元には、ボイスコイルモーターが、ハードディスクの裏面にはプリント基板が装備され、基板に搭載されたマイクロコントローラチップが全ての磁気ディスクを制御しています。

寿命、故障には注意が必要

プラッタは作動時、高速で回転しています。「7200rpm」とあれば1分間に7200回転、つまり1秒間に120回転していることを意味します。デリケートな構造ゆえ、動作中に大きな衝撃が加わると、故障や動作不良の原因となってしまいます。

よくあるケースに、プラッタとヘッドの接触による破損やデータ消失があります。丁寧な取り扱いを心掛け、不意な衝撃でデータが読み込み不能となるようなトラブルは避けなければなりません。

また、機械であるため、寿命は自ずと訪れます。HDDの寿命は3~5年程度とされていますが、使用環境によって寿命には差が出るため、トラブルが生じる前に使用するタイプの寿命に合わせて入れ替えを検討することが大切です。

SSDとの違い

ストレージには、HDDのほかにもポピュラーなものとして「SSD」があります。近年、その存在感を増している装置です。HDDとの違いはどのような点にあるのでしょうか。特徴や用途を見てみましょう。

SSDはフラッシュメモリ

SSD(Solid State Drive)も記憶装置の一つですが、フラッシュメモリを使用しているため、磁気ヘッドでデータの読み書きするHDDのようにディスクを高速回転させる必要がありません。

高速で情報処理できる点が最大の特徴であり利点です。複雑な動きを必要としないことから、省電力で稼働し、かつ衝撃や振動に強いというメリットも備えています。
小型軽量化を実現しやすく、ノートパソコンやスマートフォンにも採用される装置です。

SSDが向いている用途

SSDは高速な処理を強みとしているため、画像編集や動画制作といった現場で活躍します。データ保存がスムーズに行えることで、ストレスを大幅に軽減してくれます。

また、HDDのように機械が駆動するパーツがありません。そのため、データを読み書きする際の動作音がなく静粛性に優れており、多数のパソコンを稼働させる現場でも静かな環境を整備できるのです。

ただし、容量は8TBが最大となっていて(2021年2月現在)、HDDと比べるとまだ小さい点には留意が必要です。常に大容量のデータを書き換える必要がある現場では、SSDよりHDDが適しています。また、導入費用が高く、突然の故障の際のデータ救出が難しい点も理解しておきましょう。

内蔵HDDと外付けHDDの違い

基本的に記録媒体としての構造は同じですが、仕様として「内蔵HDD」と「外付けHDD」の2種類があります。それぞれの違いについて掘り下げていきましょう。

取り付けの必要がある内蔵HDD

内蔵HDDは、パソコンをはじめとする各端末内部に搭載するタイプです。使用する端末の本体と一体化しているため、新たに設置場所を設ける必要がありません。それゆえ、省スペースを優先したいユーザーには打ってつけでしょう。

規格は現在、「SATA」や「SATA」の派生系が主流となっていますが、旧式の「IDE」も存在しているほか、より高速なPCIeやNVMeも登場してきています。手持ちのパソコンの規格と合わなければ使用できないので、各々のメーカーのホームページや取扱説明書で、いずれの形式かを確認しておきましょう。

使い勝手の良い外付けHDD

外付けHDDは基本的にUSBケーブルでつなぐだけで使用可能なので、複雑な取り付け作業は必要ありません。その点で使い勝手の良い仕様だと言えるでしょう。

内蔵HDDを入れ替えるには、端末本体に組み込む必要があります。パソコンの組み上げに慣れていないケースでは、不適切な取り扱いをして、故障や不具合を招く恐れがあり、心理的なハードルが高くなりがちです。

外付けタイプであれば、ケーブルをつなぐだけで容量を増やせます。機械の扱いに苦手意識がある人でも抵抗なく利用することができます。

DAS、NASとは

「DAS」や「NAS」は、ストレージの基本的な接続形態です。それぞれの概要について解説します。

1台のコンピュータにつなぐDAS

DASは「Direct Attached Storage」の略称で、1台のコンピュータに直接ストレージを接続する形態です。
ストレージとの接続形態には、そのほかにもIDEやSCSI、FCがあります。それぞれ特徴は異なりますが、接続自体は簡単ですので増設に特別な知識は必要ありません。

例えばSCSIであれば、デイジーチェーン接続で可能な接続台数は数台です。さらにFCであれば、ハブが必要となりますが、100台を超える接続も可能です。

ネットワークに配置するNAS

NASは「Network Attached Storage」の名前の通り、ネットワークに直接配置するストレージです。
ファイル共有を専門化したOS、ネットワークインターフェイス、そしてストレージを持った形態を取り、複数人でアクセスできるメリットがあります。

直接ネットワークに配置することで、大規模なインフラ整備を必要とせず、導入を大幅に容易にしています。加えて、OSはファイル共有に特化しているため、極めて高い安定性があり、面倒なメンテナンスも不要です。

HDDの主なメーカー

多数のメーカーが、HDDを製造・販売を手掛けています。そのいずれもが、充実の機能や多彩な個性を備えた、魅力的なモデルをリリースしています。

安心の国産 東芝グループ製品

電機メーカー東芝グループでは、連結子会社の東芝デバイス&ストレージがHDD事業を担っています。同社製品は「M」で始まる型番で知られます。

東芝グループでは、2009年に富士通のHDD事業を取得しており、現在では国内唯一のHDDメーカーとして高性能、高品質の製品を世に送り出しています。

2.5インチ以下のコンパクトなドライブを得意分野に持ち、車載用やビデオカメラなどで採用される1.8インチサイズでは、世界トップクラスのシェアを誇ります。また、精度の高さも秀逸で、4TBモデルMD04ABA400Vは、7四半期連続で故障率ゼロを実現しました。

大容量、高性能 Western Digital

Western Digital(ウェスタン・デジタル)はアメリカのHDDメーカーです。製品を用途別に色分けしている点が特徴的です。特性が判別しやすく、ユーザーが自分に適したタイプを選択しやすくなっています。

「Blue」はコスト面と性能のバランスが良く、「Black」はビデオ編集やゲームのインストールに力を発揮するモデルです。「Red」は通常仕様にPlus・Proが加わる3種があり、それぞれ事業規模の小・中・大で活用されます。

「Purple」は主に防犯カメラや監視カメラで採用され、「Gold」には同社の中でハイスペックな製品が並びます。Goldが象徴するように、大容量・大規模ストレージの製品で高い評価を得ているメーカーです。

静音性に定評あり Seagate

Seagate(シーゲート・テクノロジー)もアメリカのHDDメーカーです。Western Digitalが買収策で世界最大手となった2000年代まで、トップシェアを誇っていたメーカーです。

近年、Seagateも積極的な買収策を展開しており、激化する開発競争の中で、4TB以上の内蔵型HDDでは高いシェアを占めています。

同社のHDD製品は静音性の高さで知られ、プラッタやヘッドの振動を抑える耳障りなシーク音をチューニングする技術に優れています。

豊富なラインナップ BUFFALO

BUFFALOは法人、個人を問わず国内で幅広く採用されているHDDメーカーです。HDD全般でのシェアは、常にトップクラスを維持しています。

同社の強みは、何といっても実に豊富なラインナップにあります。リーズナブルなモデルから高機能タイプまで、あらゆるニーズに対応する多彩さがあります。

完成品としてリリースされている製品が多く、購入後すぐに使用できる製品がそろっている点も特徴であり魅力です。わずらわしい作業に手間をかけず、即導入を希望する企業に適しています。

サポート充実 I-O DATA

I-O DATA(アイ・オー・データ)はストレージ機器をはじめ、液晶ディスプレイなど幅広い製品を手掛けています。
外付けHDDのシリーズには、最大3年補償付きの製品もあり、耐久性や完成度の高さへの自信がうかがえます。不慮の事態が起こっても、充実の復旧サポート体制をとっており、安心のアフターサービスが魅力です。

ユーザビリティーを最優先した設計で、使いやすさを追求している点にも信頼が寄せられています。複雑な作業を伴わずに設定できる製品を数多く発表している企業です。

利便性に優れた ELECOM

ELECOM(エレコム)の製品はタワー型やラック型、デスクトップ型(ATX規格)といった各種の筐体から、自由に選べます。そのため、自社のオフィス環境に合わせた製品チョイスが可能です。
また、ニーズに合わせてカスタマイズができる点も、同社の特徴です。それぞれの企業の用途にマッチした製品を提供してくれます。

配慮が行き届いた商品開発姿勢は、サポート体制にも反映されています。いざというときに頼れる安心のフォロー体制が用意されています。

世界で人気 Synology

Synology(シノロジー)は台湾に拠点を置くNASメーカーです。世界のユーザーから支持される理由は、使いやすさ、そして機能の豊富さにあります。
基本的に初期設定が簡単なため、初心者でも取り扱いやすいのが特徴です。ネットワーク接続も同社独自の技術「QuickConnect」を使えば、自社のネットワークを外部に公開せずに接続できるため、安全性にも定評があります。

これまで、600万を超えるインストレーション(使用可能にする設定の実行)は、ITの現場において最先端の技術者からも厚い信頼を寄せられている証と言えるでしょう。

目的に合わせた選び方

環境や目的に応じた選び方について、さらに詳しく解説を進めます。大切な要素である容量や形状について見ていきましょう。

必要な容量の目安は?

業務で使用するにせよ趣味で活用するにせよ、大量の動画や画像を保存したいユーザーは、現在使用しているものよりもゆとりを持って容量を選択することをおすすめします。
現時点において、3.5インチのHDDは、1ドライブ当たり16TBが最大容量です。業務内容にもよりますが、テキストを主体としたデータの保存がメインであれば、コストパフォーマンスに優れた3~4TB程度の製品が目安となります。

ノートパソコンの場合であれば、1~2TBが一つの目安となります。ノートパソコン用の2.5インチタイプは、どうしても容量が小さくなりがちなため、2TB以上になると割高感が出てしまうのは避けられません。2TBで不足ならば、外付けHDDで対応すれば手軽に増設できます。

外付けHDDの形状

「据置型」の場合、HDDと使用端末をUSBケーブルでつなぎます。電源を接続すればそれだけで設置完了という簡易さが利点です。容量当たりの単価が最も安い点も魅力です。
求めやすさがある一方で、端末とは別に場所がとられる点や、電源確保が必要な点にも注意が必要です。
「ポータブル型」であれば、USBケーブルで使用機器とつなぐだけですぐに使用でき、電源との接続はいりません。本体のサイズもコンパクトで、移動や持ち運びにもとても便利です。

ストレスなく使えるか

毎日の利用において、ストレスなく使えるかどうかはとても気になるところです。スムーズな動作に影響する回転速度と転送速度について考察します。

「rpm」で示される回転速度

HDD内にあるディスクの回転速度は、書き込みのスピードを大きく左右するものです。1分間の回転数をrpm(rotation per minute)という単位で表し、この数値が高いほど処理速度が上がり、短時間で情報を処理します。
現在の技術では、理論値としての最高速度は1万5000rpmに到達しています。しかし、1万rpm以上の高性能なハードドライブはサーバーに使用されることが多いです。

家庭用パソコンの多くで搭載されているのは、7200rpm・5400rpmいずれかです。処理速度などの性能は数値が高いタイプに分がありますが、温度の上昇やモータースピンドルの摩耗を抑える点では5400rpmにもメリットがあります。

USBの転送速度

外付けHDDの接続用インターフェイスとして代表的なものがUSB(Universal Serial Bus)です。USB2.0もしくはUSB3.0から選べますが、転送速度に違いがあります。USB2.0の最高転送速度は480Mbpsであるのに対して、USB3.0では5Gbpsと大幅に向上しました。

つなぐ機器双方がType-Aならば、形状は同じコネクタでああるため、古い機種への接続でも問題は生じません。ところが、転送速度はUSB規格が基準となり、USB3.0用のHDDをUSB2.0のポートへと接続すると、下位規格のUSB2.0が限界値になります。

近年は、進化版のUSB3.1も開発されました。SUPER SPEED(Gen.1)とSUPER SPEED PLUS(Gen.2)の2モードがあり、Gen.2では最高10Gbpsという高速転送が可能です。

安心して運用できるか

運用する上で、トラブルに見舞われず、安心して使用できるかも重要なポイントです。ぜひ確認しておきたい2点について説明します。

自動でバックアップするRAID機能

RAID(Redundant Arrays of Inexpensive DisksあるいはRedundant Arrays of Independent Disks)は、複数のHDDを、仮想的に一つのドライブとしてパソコンに認識させる機能を指します。

2台のHDDに同じデータを書き込む「ミラーリング」モードを指す「RAID1」、2台以上のHDDに分散してデータを書き込む「RAID0」、データ復旧用の符号(パリティ)を生成しながらデータを書き込む「RAID5」など複数のモードがあり、モードごとにデータの安全性や処理速度に違いがあります。

自社用途に合ったモードを選ぶことが重要となりますが、RAIDのモードは変更も可能です。とはいえ、RAIDモードの変更にはフォーマットが必要となり、BIOSを扱う知識なども求められるので、導入前にモードを決めておくことをおすすめします。

保証期間をチェック

HDDは消耗品としての性質がある一方で、できるだけ長い使用を望む機器でもあります。導入の際には、もしもの場合に備えて、保証期間をしっかりと確認しておくことが必要です。
保証期間は、メーカーや製品によって異なります。リテール品の多くは1年保証が一般的ですが、信頼性が重視されるタイプでは3年という長期保証の製品もあります。

使用期間が1年や6カ月と表記されている場合、動作時間ととらえる人がいます。しかし、通常は購入からの期間を表しているもので、誤解のないようにしましょう。

おすすめの内蔵HDD

厳選したおすすめHDDを、三つのカテゴリー別に紹介していきましょう。

Seagate BarraCuda 3.5″ 4TB

Seagate BarraCuda 3.5″” 4TBは高度電力モードの採用により、パフォーマンスを犠牲にすることなく消費電力を抑えることに成功した高機能内蔵HDDです。
大容量を備えており、動画や映画、ゲームといったストレージに適しています。テータ転送のスピードも185MB/秒あり申し分ありません。

Western Digital WD Red NAS Hard Drive

Western Digital WDの「Red NAS Hard Drive」は複数の機器接続を可能にするNASとしての活用が主軸です。デスクトップ向けとしても使用可能であり、ビジネスユースとしても高い信頼性を集めています。
5400rpmという回転速度に物足りなさを感じるかもれませんが、64MBのキャッシュを備えているため、大容量のデータも高速転送が可能です。

もちろん、NASの交換用内蔵HDDとしても使用できます。デスクトップの故障や容量不足が原因となった交換なら、一般的なHDDよりもグレードアップが図れます。

おすすめの外付けHDD

続いて、利便性の高さが魅力の外付けHDDについて、選りすぐりのモデルを紹介します。

東芝 CANVIO HD-TPA4U3-B

東芝ブランドで展開される「CANVIO HD-TPA4U3-B」は、コンパクトな本体で持ち運びもしやすいモデルです。縦10.9cm、横 7.8cm、幅1.95cmで重量も260gのコンパクトサイズでありながら、対応容量は4TBと大容量で、頼もしさのある外付けHDDと言えます。

接続端子に搭載されたLEDライトは、規格によって変色する仕様です。光り方の違いで、USB3.0とUSB2.0のどちらに接続したかが一目で分かります。

故障予測サービス「みまもり合図」という付属のソフトウェアをインストールすれば、HDDの状態を監視可能です。故障にも早期に覚知できるため、大切なデータの管理に威力を発揮します。

I-O DATA HDPD-SUTBシリーズ

IO DATAの「 HDPD-SUTB」シリーズは高い安全性を求めるユーザーにおすすめできるポータブル外付けHDDシリーズです。保存と同時に全てのデータを暗号化し、盗難などによる情報流出を防止します。
本体の採用した素材は、ポリカーボネート製です。丈夫な性質の効果によって、落下などの衝撃から内部を保護します。USB3.0に対応しており、転送速度も十分なスピードです。モデル最上位機種では2TBの容量も保持し、ビジネスシーンでも威力を発揮します。

Western Digital WD ポータブルHDD 4TB

パスポートをイメージして開発されたWestern Digital WD ポータブルHDD 4TBは、出張先からでもユーザーの情報を管理でき、高い信頼性を備えたポータブルHDDになります。

大きさは縦10.7cm、横7.5cm、厚さ1.91cmで片手に収まるサイズ感です。4TBと大容量で、高画質な動画でもゆとりを持って保存できます。セキュリティー面も万全です。パスワードを設定し、有効化するだけでデジタルコンテンツの保護機能が働きます。

おすすめのNAS

1台のストレージに複数の端末がアクセスできるNASは、複数人での共同作業も可能にしました。多くの企業も導入するNASの人気モデルを紹介します。

Synology DiskStation DS920+

Synologyの「DiskStation DS920+」は、生産とデータ管理の合理化を目指して設計されており、ネットワーク接続ストレージとして理想的なモデルと言えます。

優れたスケーラビリティーによって、パフォーマンスの拡張も容易です。小規模でスタートしたシステムも、データの増加に合わせてスムーズに拡張・増大できます。

搭載されたQuickConnect機能の使用で、インターネットを経由して外出先からもオフィスや自宅にアクセス可能です。同社独自の中継サーバーの経由で、安全性も確保しています。

BUFFALO TS3420DNシリーズ

BUFFALOの「TS3420DNシリーズ」であれば、Windows・Mac・Linuxなど、いくつものOSが混在するネットワークでも共有可能な環境を届けてくれます。多様な端末を使用するオフィスでも、問題なく活用できるモデルです。
併せて、アクセス制限のシステムも万全で、セクション別のフォルダ仕分けも簡単にできます。
初期設定ウィザードによって、RAID5かRAID6のいずれにも切り替え可能です。短時間で設定を変えられるとあって、オフィスの状態にふさわしい設定が簡単に行えます。

まとめ

HDDを選ぶ際には、使用する環境や目的に応じて最適なモデルを購入することが大切です。内蔵型や外付け型、直接ネットワークに組み込むNASと種類もさまざまで、用途ごとに適したタイプは異なります。詳細を調べてから導入をしないと、ネットワークを構築したあとに、思わぬ不具合や使い勝手の悪さに遭遇しかねませんので注意が必要です。

以上、本コラムでは各種HDDを紹介しましたが、導入、データ移行、運用管理を検討すると、現在は、企業用のクラウドストレージもコストパフォーマンスが良いものがあり、各部門や拠点でHDDを導入、管理するよりも、コストや容量の冗長性という意味でも効率的なケースがあります。また、セキュリティー対策やバックアップという意味でも合わせてクラウドストレージも検討してみることをお勧めします。