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社内サーバーに外部から接続する方法。クラウド化も検討しよう

公開日:
2023/12/22
最終更新日:
2023/12/27
目次

社内サーバーに外部から接続する方法。クラウド化も検討しよう

社内ネットワークに社内サーバーを組み込んで利用する場合、外部からの接続方法にはいくつかのパターンがあります。外から社内サーバーに入る方法を知っておきましょう。課題解決のためクラウド化を選択肢に入れるのも一つの手段です。

社内ネットワークと社内サーバーの仕組み

社内ネットワークとは、業務用として社内に構築されたネットワークです。ファイルサーバーを導入する場合は、社内ネットワークに組み込んで利用します。

業務のため社内に設置されたネットワーク

ネットワークには、家庭で利用するホームネットワーク・公共の場で利用するパブリックネットワーク・職場で利用する社内ネットワークなどの種類があります。

さらに、社内ネットワークは『LAN(Local Area Network)』と『WAN(Wide Area Network)』の2種類に大きく分けられます。建物内や部署内など限定されたエリアで利用するのがLAN、より広範囲で利用するのがWANです。

会社のデバイスから社内のコピー機にアクセスして印刷したり、同じ職場内にある別のパソコン上にあるデータに直接アクセスしたりする作業は、LAN経由で行われます。

一方WANとは、遠く離れた場所とつながったネットワークのことを指します。LANとLANをつないだものがWANであり、インターネットもWANに含まれます。

社内ネットワークを支えるのがファイルサーバー

職場内のデバイス同士をLANでつないだり、それぞれをインターネットにつないだりするだけでも社内ネットワーク環境はそれなりに整います。

しかし多くのデータを扱う企業では、データの保存場所がパソコンのハードディスクしかなければ、容量不足や共有に手間がかかるなどの問題が発生するでしょう。

大容量データを扱う際に活用できるのが、データを保存・共有できる『ファイルサーバー』です。社内ネットワークにファイルサーバーを組み込み各端末からアクセスできるようにすれば、すべての端末からデータを保存・共有できるようになります。

自社で用意したサーバーを社内ネットワークにLAN接続で組み込む導入形態のことを、『オンプレミス型』と呼ぶこともあります。

社内ファイルサーバーに接続する方法

職場の中と外から社内サーバー上のデータにアクセスするための接続方法を紹介します。外部からネットワークをつなぐ場合は、VPNとVDIを利用するのが一般的です。

内部から社内ファイルサーバーに接続する

職場内の端末から社内のファイルサーバーにネットワークをつなぐ際は、有線LAN・無線LANのいずれかを利用します。

有線LANとはLANケーブルを使用してネットワークをつなぐ方法です。ケーブルの片方をルーターやモデムに接続し、もう片方をパソコンやサーバーマシンなどの機器につないで、物理的なネットワークを構築します。

無線のように電波干渉を受けないため、通信が安定していることが有線接続のメリットです。

無線LANでは『Wi-Fi』と呼ばれる電波を使用します。Wi-Fiを飛ばすルーターを拠点とし、社内にある端末やサーバーがケーブルを使わずにつながります。ただし近隣の建物にもWi-Fi電波が飛ぶので、外からの侵入を防ぐためIDとパスワードの設定は必須です。

外部から社内サーバーに接続する

遠く離れた場所から社内サーバーにネットワークをつなぐ際は、『VPN』を使うのが一般的です。『VDI』と呼ばれる接続方法も、外部から社内サーバーにネットワークをつなぐ方法の一つとして利用されています。

VPNやVDIを活用することで、テレワークやサテライトワークなど社外で働く社員も、社内にいるのと同じような環境で社内サーバーを使えるようになります。

外部接続を可能にするVPN、VDI

自宅などのオフィス外から遠隔アクセスを実現する方法としては、一般的にVPNとVDIが挙げられます。それぞれの仕組みを理解しておきましょう。

最もポピュラーなVPN接続とは?

仮想プライベートネットワークを意味するVPNとは、『Virtual Private Network』を略した言葉です。インターネットのような誰でも通信できる回線とは違い、企業の専用回線を仮想的に構築したものです。

遠隔地をつなぐネットワークですがWANの一種ではありません。離れた場所にあるLANの、拠点同士を結ぶラインを仮想空間上に作るとイメージすれば分かりやすいでしょう。

かつて企業が遠隔地をネットワークでつなぐ場合は、物理的な回線を設けていました。しかし設置や管理に莫大な費用と時間がかかることから、2000年代にVPNが普及した経緯があります。

VPN接続方法のひとつ『インターネットVPN』

既存のインターネット回線を利用するVPN接続が『インターネットVPN』です。回線を追加で契約せずに済むため、費用を抑えられます。

比較的安全性が高いこともメリットです。トンネリングやカプセル化・暗号化などの技術によりセキュリティ対策を施すことで、通信中のデータを保護しています。

ただしあくまでもインターネット回線を使った方法であるため、悪意ある第三者から攻撃を受けるリスクを完全には排除できません。通信速度が遅くなりやすいのもインターネットVPNのデメリットです。

安全性が高い『IP-VPN』

サービス提供事業者の専用回線網を利用するVPN接続が『IP-VPN』です。完全なプライベート回線を構築できるため、優れた安全性を確保できます。

インターネット回線のように通信が混雑せず、安定した通信品質でデータをやりとりできるのもIP-VPNのメリットです。

独自の閉域網を追加で契約することになるため、費用は高くなる傾向にあります。通信の安全性と快適な通信速度を重視する場合におすすめのサービスです。

VDIを使ったリモート接続も可能

『VDI(Virtual Desktop Infrastructure)』とは、自社サーバー内に仮想のデスクトップ環境を設け、遠隔地からインターネットを介して仮想デスクトップを操作する技術・方式です。

VDIを利用すれば、自宅や外出先の端末から1台のパソコンを扱う感覚で作業できます。データは自社サーバー内に保存されるため、社外の端末にデータが残ることもありません。

ただしインターネット回線を使う以上、通信中のセキュリティリスクは発生します。運用開始までに比較的時間がかかるのもデメリットです。

クラウド化することでも外部接続は可能

外部端末からデータを保存・共有する機会が多いなら、ネット上のサーバーを利用するクラウド型サーバーに移行するのも一つの手です。

クラウドサービスの提供形態にはIaaSやSaaSなどの種類があり、クラウドサーバーを取り入れる目的によって向く形態が違ってきます。自社にマッチしたサービスを選ぶためにも、IaaSとSaaSの特徴を押さえておきましょう。

インフラの性能重視なら『IaaS』

ハードウェアリソースのみを契約できる形態を『IaaS(Infrastructure as a Service)』と呼びます。サーバーに組み込むOSやソフトウェアを自社で好きなように決められるため、使い慣れた環境を再構築できます。

社内サーバーのような機器が必要なく、物理的な保守作業を必要としないこともメリットです。ただしOSやデータベースは自社で用意しなければなりません。アップデートやセキュリティ対策も自社で行う必要があります。

サービスとしてサーバーを使用『SaaS』

既存サーバーからデータのみを移行するだけで、運用を始められる形態が『SaaS(Software as a Service)』です。すぐに使える環境がサービスとして提供されています。

メンテナンスやセキュリティ対策もサービスベンダー(提供元)にすべて任せられるため、専門的な人材を自社で用意する必要がありません。

ネットにつながっていさえすれば、時間や場所を問わず社内データにアクセスできます。複数人で同時にデータを閲覧・編集することも可能です。

サーバー管理に時間や手間をかけたくない企業や、本格的なクラウドサーバーを手軽に導入したい企業に向いています。

まとめ

社内サーバーに外部から接続する方法としては、VPN接続とVDI接続の2種類があります。専用回線を設けられるVDIの方がよりセキュリティレベルを高められます。

自社でサーバーを管理するのが面倒なら、社内サーバーのクラウド化も検討してみましょう。サービスとしてサーバーを利用できるSaaS形態で提供されているクラウドサービスがおすすめです。

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