ファイルストレージとは?クラウドサービスをおすすめする理由と注意点

公開日:
2021.11.29
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最終更新日:
2022.06.22

ファイルストレージ(またはファイルサーバ)はストレージ(補助記憶装置)の一形式です。ストレージのシステム形式は大きく3種類ありますが、ファイル形式でデータを保管するストレージが「ファイルストレージ」と呼ばれるもので、近年ではクラウドサービスの普及や感染症の蔓延によって、企業において急速にクラウド化が進んでいるシステムのひとつでもあります。
この記事では、ファイルストレージのシステム概要・特徴と、ファイルストレージとしてクラウドサービスを利用する場合のメリットについて、お伝えしていきます。

ファイルストレージとは?


ファイルを持っている人 class=

ファイルストレージはデータを「.docx」や「.xlsx」といったファイル単位でデータを保存、管理するストレージのことを指します。フォルダやディレクトリなど、汎用的なOSに採用されているファイルシステムと同様にデータファイルを扱います。企業では、「ファイルサーバ」や、「共有サーバ」と呼ばれることもあります。いずれもユーザにとっては日々の業務で欠かせないシステムの一つであり、働く場所や時間に大きく関連することから、近年ではクラウドを活用したファイルストレージサービスも一般的になりつつあります。

ファイルストレージとブロックストレージ

ファイルストレージと異なるデータ保持の形式もあります。その一つがブロックストレージと呼ばれるものです。ブロックストレージは、物理的なストレージの記憶領域を「ボリューム」と呼ばれる単位に分割した上で、固定長の「ブロック」に切り出し、データを保存、管理するストレージです。

ファイルストレージとの大きな違いは、ブロックストレージは階層構造を持たないという点です。ブロックストレージでは、ボリュームとブロックに振られた一意の番号を指定することでデータへのアクセスが可能になります。階層をたどる必要がなく、アクセスのパスが何通りも指定できるため、高速でデータにアクセスすることを可能とします。

一方で、一意の番号だけが識別子となりブロックに関連するメタデータ(データの属性や関連情報)を持たないことから、業務システムのプログラムやバックアップ、アーカイブなどシステムからのアクセスが中心で、ユーザが直接利用することは一般的ではありません。

ファイルストレージとオブジェクトストレージ

オブジェクトストレージは、データを「オブジェクト」とよばれる単位で保存、管理するストレージです。

ファイルストレージが階層構造であるのに対し、オブジェクトストレージの構造は「フラット構造」と呼ばれます。オブジェクトストレージではオブジェクトの噐だけが存在し、オブジェクトはストレージシステム内で付与される固有のID(URI)とメタデータによって管理されます。

オブジェクトのメタデータは、データの種類や保存期間、コピー回数などの多くの情報を付加でき、大規模で非構造化のデータであっても高速にアクセス・検索が可能です。また、データサイズやデータ数などの保存制限がなく、大容量データの保存に適しているストレージ形式といえます。

【参考】ブロックストレージ・ファイルストレージ・オブジェクトストレージのイメージ
ブロックストレージ、ファイルストレージ、オブジェクトストレージのイメージ

従来のファイルストレージのシステムは、いずれの場合も社内のクローズドな環境で社内のメンバーによって構築・運用されてきました。それらをクラウドサービスで利用する際のおすすめポイントを次で具体的に見ていきましょう。

ファイルストレージとしてクラウドサービスの利用をおすすめするポイント


パソコンでファイル共有をしている人たち class=

おそらくユーザにはもっとも馴染みのあるファイルストレージは、企業におけるファイルサーバとしての用途で使われています。最近では、物理マシンにファイルストレージを構築するのではなくインターネット上の仮想ストレージを利用して自社で構築するケース(IaaS活用)と、WEBサービスとして機能を利用できるクラウドストレージサービス(またはオンラインストレージサービス、SaaS活用)も多くの法人で選択肢の一つになりつつあります。
ファイルストレージをクラウドサービスとして利用するおすすめのポイントとして、以下の点が挙げられます。

  1. 時間や場所を選ばずにデータにスムーズにアクセスできること
  2. メールなどの従来の方法で共有できない大容量のデータを扱えること
  3. IaaS活用の場合は物理マシンの調達・構築が短期間で行え、保管や運用コストを低減できる可能性があり、SaaSの場合はサービスの運用、保守までクラウドサービス側で実施するため、運用リソースを削減することも可能

一方で導入・利用に際しては、注意すべき点がいくつか存在します。ファイルストレージをクラウドサービスで利用する際には、従来以上にセキュリティに考慮したサービス選定が重要となります。次で具体的な注意点を見ていきましょう。

ファイルストレージを安全にクラウドサービスへ移行する際の注意点


クラウドでファイルサーバを管理する人のイメージ class=
社内のファイルストレージをクラウドサービスへ移行する際に、導入担当者が最も注意したいポイントの一つに、「セキュリティ」があります。ここでは、サービスとして提供されるクラウドストレージサービス(またはオンラインストレージサービス)について注意点を解説していきます。

クラウドファイルストレージサービスとして、

  1. セキュリティ対策が万全であること
  2. 外部的脅威と運用に伴う情報漏洩リスクの両方を最小化するわかりやすいデザイン
  3. 監査証跡として詳細なログが取れること

以上の3点は最低限確認すべきと言えます。
これから具体的に解説していきます。

注意点①セキュリティ対策が万全であること

クラウドファイルストレージサービスは、機密性の高い情報を含む様々な情報を保存、管理することから、データそのものはもちろん、通信経路や、端末上でのデータ管理におけるセキュリティリスクが排除される必要があります。
インターネット上でシステムの機能を利用できるSaaS型のクラウドファイルストレージの場合は、サービスを提供するベンダーのセキュリティ対策やポリシー、ファイルデータの保存先はもちろん、開発が国内か国外か、開発や運用における外部委託の有無等も確認しておくと安心です。

注意点②運用に伴う情報漏洩リスクを最小にするわかりやすいデザイン

企業の情報漏洩インシデントの大半は外部脅威ではなく、うっかりミスを含めた社員による漏洩やデバイス紛失・盗難であることをご存知ですか?

ファイルストレージは日々の業務で最も頻繁に利用するシステムの一つであり、クラウドファイルストレージサービスにおいても、ユーザにとっての使い勝手が良いデザインであることは導入時に重要な要素です。加えて、内部からの情報漏洩を防止できるセキュアな仕組みやうっかりミスを防止できる仕組みの有無が重要です。

そのため、ユーザビリティも確保しつつ自社として必要なセキュリティ対策を講じるために、まずはアクセス権限設定をすることが安全に運用するカギとなります。アクセス権限設定を詳細且つわかりやすく柔軟に行えることは、運用における情報漏洩リスクを最小にするために必要不可欠といえるでしょう。

システム管理者は、クラウドファイルストレージサービスのアクセス権限設定における各社サービスの違いを確認し、自社の運用に応じた機能を提供するサービス選定を行うことが求められています。また、シンプルでわかりやすくユーザの誤操作を防止する画面になっているか、誤ってファイル共有をした際に、その操作を中止したりファイル共有そのものを削除したりできるか、社外関係者との誤ったファイルを共有した際に共有を中止できるか、社外とのフォルダ共有の状況などを可視化できる仕組みがあるかなど、ヒヤリハットを防止したり、インシデントがあった場合にもログデータから状況を把握して対策がとりやすいシステムを選ぶことが大切です。

注意点③監査証跡として詳細なログが取れること

上記の注意点①、②はセキュリティ対策の観点で非常に重要ですが、万が一に備える機能も同様に重要となります。「だれが・いつ・どのような」操作を行ったかがログとして分かりやすく残ることで、セキュリティ事故の際の原因究明や調査、以降の対策強化に役立てることが可能です。法人向けのクラウドファイルストレージサービスであればログ機能は基本機能として備わっていますが、有事の際にテキストやCSV形式のログデータを分析する事は非常に時間を要し、インシデント発生時に速やかな対応ができない懸念があります。システムの専門家でなくとも簡単に利用状況を把握できる画面や機能があるかといった点も確認しておきましょう。

法人向け国産クラウドファイルストレージサービスのFileforce®(ファイルフォース)は、上記のポイントにおいて非常に有益なサービスといえます。

なお、リモートワークを鑑みた業務環境におけるセキュリティ対策については以下の記事も参考になりますので是非ご覧ください。

次で、ファイルストレージをクラウドサービスに移行する際に、Fileforce®がおすすめできる具体的なポイントをご紹介します。

ファイルストレージのクラウドサービスとしてFileforce®がおすすめな理由

①徹底的にこだわり抜かれた高セキュアなクラウドファイルストレージサービス

Fileforce®は、高水準の暗号化技術を採用し、クラウドから通信経路、端末上にいたるまですべてのファイルデータを複数階層で暗号化しています。また、「純国産の法人向けクラウドストレージ」という点にこだわり、世界水準の高い技術力を以て開発・運用を日本国内に限定し、国内に限定した複数の堅牢なデータセンターで企業の情報資産を守り・活用いただくプラットフォームとしてサービス提供を続けています。導入いただくすべてのお客様から信頼されるサービスの構築と維持をミッションとして掲げる同社のサービスは、すでに3,000社以上(2022年6月時点)へ導入済みとなっています。日々、お客様ビジネスの効率化とセキュアなデータプラットフォームの維持に貢献しています。

② 操作ミスや運用による情報漏洩を最小化する利便性の高いインターフェース、ドライブ機能

Fileforce®の特徴として、アクセス権限が詳細かつ柔軟に設定可能なシステムデザインである点も、運用時の情報漏洩リスクの最小化に寄与する機能の一つです。どのような階層のフォルダでも自社の運用にあわせたロールの権限をピンポイントに付与することができます。
社内においても関係者外秘情報であったり、プロジェクト単位で社外のメンバーとデータファイル共有を行ったりすることも、ビジネスにおいて日常的なシーンとなっている以上、細やかで柔軟なアクセス権限設定や安全なファイル共有の手段は運用の効率性と情報漏洩リスクの両面で効果を発揮します。また、そういった高機能性を持ちながら、使用感や操作性は、これまでのファイルストレージ、ファイルサーバと同様に使える点は、法人利用で最も評価の高いポイントと言えます。

ファイルサーバの詳細なアクセス権限のイメージ class=

③ 監査証跡として非常に有効な詳細ログと分かり易い分析ツール

Fileforce®はユーザおよび管理者が行った操作のすべてをログとして記録していることはもちろんのこと、蓄積されたログデータに対する集計・分析・レポートの各種機能が標準搭載されています。万が一の際にセキュリティインシデントの発見・追跡がスムーズに行え、原因究明と対策を速やかに講じることが可能となります。また、そのような活動を可能とする環境の整備は、企業の信頼性・コンプライアンスの面でも非常に重要といえるでしょう。

Fileforce®は、オンプレミスのファイルストレージ・ファイルサーバの運用や使いやすさを最も継承しやすいクラウドファイルストレージサービスです。日本企業の業務に寄り添ったこだわりの機能設計・デザインを通し、お客様からのニーズを取り込みながら成長してきたサービスならではの使い勝手をお試しいただける、無償トライアルサービスを提供しています。

ファイルサーバーの詳細でわかりやすいアクセスログのイメージ class=

Fileforce®は、オンプレミスのファイルサーバの運用や使いやすさをもっとも継承しやすいクラウドストレージサービスです。日本企業の業務に寄り添ったこだわりの機能設計・デザインを通し、お客様からのニーズを取り込みながら成長してきたサービスです。
お問合せ・トライアルは随時受け付けていますので、まずはお気軽にトライアル導入をされてみて、サービスの使い勝手を確認されてはいかがでしょうか。

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まとめ

ファイルストレージはファイル形式でデータを保管、管理するシステムであり、近年ではクラウドファイルストレージサービスの導入を進める法人も多くなっています。クラウドサービス利用に際してはトライアルサービスの利用を通し、セキュリティ対策や機能面の充足を確認しつつ検討をすすめていきましょう。

Fileforce®のお問合せ・トライアルはこちらから

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