リモートアクセスでテレワークをもっと快適に。おすすめツールを紹介

公開日:
2021.03.30
 / 
最終更新日:
2021.05.31

テレワークにリモートアクセスを導入すれば、自宅や外出先から会社のPCを遠隔操作できるため、業務をより快適に進められるでしょう。リモートアクセスの基礎知識やメリット、万全のウイルス対策が施されたおすすめツールを紹介します。

リモートアクセスとは?

テレワークの導入を検討しているなら、リモートアクセスについても理解を深めておきましょう。社内PCを遠隔操作できる便利な仕組みです。

遠隔操作でテレワークが快適に

リモートアクセスとは、インターネット回線を通して、離れた場所にある端末やネットワークにアクセスできるシステムのことです。
自宅のPCや外出先のスマホなどから、会社のPCにアクセスして遠隔操作できるため、テレワークがより快適になる仕組みとして多くの企業に選ばれています。
リモートアクセスを導入すれば、社内から端末を持ち出す必要がありません。外出先で貸し出されるPCなど、自分が所有する端末以外の端末でも利用できます。
リモートアクセスの種類には、主に社内のネットワークまでアクセスできる『VPN方式』と、社内PCの画面をインターネット経由で遠隔操作できる『画面転送方式』があります。

働き方改革やウイルス感染対策に

国が推奨する『働き方改革』の一環として、テレワークの普及促進に関する多くの取組が実施されています。
テレワークを導入する企業も増えている中、場所や時間を有効活用できるツールとして、遠隔操作が可能なリモートアクセスが注目を集めています。
緊急時の備えとして役立つことも、リモートアクセスの特徴です。自然災害時や流行病拡大時に出社できなくなった場合でも、自宅や外出先から社内PCへアクセスできます。

リモートアクセスのメリット

会社から離れた場所でも、社内PCを利用して業務を進められることが、リモートアクセスを導入するメリットです。低コスト・短期間で導入できることも魅力といえるでしょう。

オフィス以外の場所で柔軟に働ける

リモートアクセスを利用することで、場所や時間にかかわらず社内PCにアクセスできます。自宅やサテライトオフィスで働くテレワークに最適な仕組みです。
柔軟な働き方ができるようになれば、業務効率化やコスト削減、優秀な人材の発掘など、企業にさまざまなメリットをもたらすでしょう。
営業先で急な要望を受けた時にも、リモートアクセスが使えると便利です。社内PCを遠隔操作して資料を確認・編集するなど、その場で対応できます。

低コスト・短期間で導入できる

近年主流となっているクラウド型リモートアクセスサービスなら、自社に新たなシステムを構築する必要がないため、導入費用を抑えられます。
さまざまなツールの導入を求められるテレワークにおいて、便利な仕組みを低コストで導入できることは、大きなメリットといえるでしょう。
導入に時間がかからないことも、リモートアクセスの特徴です。一般的には、遠隔操作の対象となる社内PCに専用アプリをインストールするだけで、すぐに運用を開始できます。
導入にあたり、専門的な知識や技術は必要ありません。担当者がITに詳しくなくても、簡単にセッティングできるでしょう。

リモートアクセスのセキュリティリスク


主にインターネット経由で利用するリモートアクセスには、セキュリティリスクも潜んでいます。有効な対策を講じるために、主なリスクを知っておきましょう。

不正アクセスの被害に遭う

リモートアクセスの利用において、最も注意すべきセキュリティリスクが不正アクセスです。
セキュリティ対策が甘いと、通信データを事前に盗聴され、ログインデータを抜かれて社内PCに不正アクセスされる恐れがあります。
端末内に侵入され、企業で保管している機密情報や個人情報が漏えいしてしまうと、経済的損失や信頼・イメージの失墜にもつながりかねません。
近年は大企業だけでなく、中小企業も不正アクセスの被害に遭うケースが多いため、注意が必要です。

ウイルスに感染

インターネットを利用するリモートアクセスでは、常にウイルス感染のリスクにさらされています。
コンピュータウイルスがインターネットを経由して端末に侵入すると、端末内のデータやプログラムを消されたり、端末自体が故障したりする恐れがあります。
すぐに破壊行動を行わず、端末内のデータを別端末へ送信するウイルスが存在することも覚えておきましょう。
別端末へ送信されたデータもウイルス感染していれば、取引先のPCにまで被害が及ぶ可能性もあります。

盗聴やデータ改ざんのリスク

ネットワーク通信においては、ネットワーク上でやり取りされるデータや、ネットワークに接続している端末のデータが、不正に盗み取られる『盗聴』のリスクがあります。
また、悪意ある第三者がネットワークを介し、サーバーにアップされているWebサイトのデータなどを『改ざん』する危険性も潜んでいます。
特に、公衆無線LANサービスを使う場合は注意が必要です。通信が暗号化されていなかったり、暗号化が弱かったりするケースがあるため、盗聴や改ざんの被害に遭う確率が高まります。

リモートアクセスのセキュリティ対策

リモートアクセスを導入するにあたり、どのようなセキュリティ対策を施せばよいのでしょうか。導入前に知っておきたい、二つの対策を紹介します。

『VPN』導入によりセキュリティが向上

インターネット回線は公共性が極めて高いため、セキュリティ面で多くのリスクにさらされています。この公共性を下げるために、端末同士を仮想の私設回線で結ぶ技術が『VPN』です。

VPN方式のリモートアクセスを導入すれば、『トンネリング』と呼ばれる方式で、端末間におけるインターネット回線の中に、仮想の通信路が設けられます。
さらに、トンネル内を流れるデータも暗号化されるため、専用回線に近い環境を構築できます。

VPN方式のリモートアクセスでは、社内システムにVPN対応ルーターを設置しなくてはなりません。システム構築には専門知識が必要ですが、セキュリティは飛躍的に向上するでしょう。

ウイルス対策ソフトの導入

リモートアクセスのセキュリティ対策では、インターネット回線だけでなく、端末への対策も不可欠です。
社内・社外のPCにウイルス対策ソフトを導入しておけば、たとえインターネット回線からウイルスが侵入してきても、端末の感染を防止できます。
テレワーク従業員のセキュリティリテラシーを向上させることも重要です。ログイン情報を正しく管理することや、端末画面の情報を盗み見されないようにすることなど、社内でセキュリティ対策についての教育を行う必要があるでしょう。

セキュリティ対策におすすめのリモートアクセスツール

セキュリティ対策に力を入れているリモートアクセスツールを紹介します。導入を検討するにあたり、セキュリティに不安がある場合は、以下の2ツールがおすすめです。

全世界で利用されている『TeamViewer』

世界中で利用されている、人気のリモートアクセスツールです。あらゆる種類のプラットフォームに、インターネットを介して遠隔でアクセスできます。

TeamViewerの通信トラフィックは、RSA公開鍵・秘密鍵交換・AES(256ビット)による暗号化を使用してセキュリティ保護されているため、第三者による解読はできません。
セッティングが簡単に行えることも魅力です。双方の端末に専用アプリをインストールするだけで、すぐに遠隔操作できるようになります。

NTTグループの品質『NTT PC Communications』

NTTグループ会社としての強みを生かした、万全のセキュリティ対策が魅力的なリモートアクセスツールです。
パスワード漏えいや不正アクセスを防止する『ワンタイムパスワード機能』や、紛失・盗難時も緊急でアカウントがロックされる『カスタマーコントロール機能』などが標準装備されています。

VPN回線とモバイル端末管理(MDM)を組み合わせることで、セキュリティを高めつつ端末管理の複雑化・煩雑化を抑えていることも特徴です。

まとめ

リモートアクセスは、離れた場所から社内端末を遠隔操作できる仕組みです。テレワークに導入すれば、業務をより快適に進められます。
リモートアクセスを導入する場合は、VPNやウイルス対策ソフトを導入するなど、セキュリティの向上にも努めましょう。