株式会社KRC
全国156拠点・950名の情報共有をクラウドで統一 ──保険代理店KRCのFileforce導入
株式会社KRCは、2002年(平成14年)設立の総合保険代理店です。
本社は福岡市博多区に所在し、東京・関西・東海にも拠点を展開。全国156支社、約950名の社員を擁し、個人・法人・官公庁向けにリスクマネジメント、保険代理店経営、相続・資産運用コンサルティング、福利厚生プランニングなど幅広いサービスを提供しています。
各個人PCに個人情報を含むデータ保管を禁止すべく、早期にクラウド化を検討しFileforceを選定しました。
今回は、システム部の木場氏、藤氏、DX推進担当の大石氏に、Fileforce導入の背景や選定の決め手、そして導入によって得られた具体的な効果についてお話を伺いました。
個人情報保護要件への対応が急務
──Fileforceの導入は、どのような背景から検討が始まったのでしょうか。
木場氏:2025年に入ってからクラウド移行の検討を始めました。きっかけは、保険業界における「PCに個人情報を保存してはいけない」という厳しい要件です。社員のPCに個人情報を含むファイルが保存されている状況を改善する必要がありました。さらに、お客様の大切な情報を預かる保険代理店として連日報道されるサイバー攻撃等への対応が急務で、短期間で環境を整える必要がありました。
※左から大石氏、木場氏、藤氏──Fileforce導入以前のファイル共有体制と、当時抱えていた課題について教えてください。
木場氏:本社ではNASを設置し、バックアップやファイル共有に利用していましたが、最長で11年使用していたものもあり、頻繁に接続不良が発生していました。NASの更新後も安定せず、必要なファイルを利用したい際に開けないなど、業務に支障をきたしていました。一方、全国の各支社ではファイル共有の仕組みが統一されておらず、NASを導入しているのは10支社未満、全社的にファイルの保管場所が統一されていませんでした。
さらに、社員のPCにはパスワードは設定されているものの、個人情報を含むファイルが保存されており、デスクトップにアイコンが山積みになるケースも散見されました。保険業界では「PCに個人情報を保存禁止」という流れが強まっていたため、セキュリティ面で大きな課題を抱えていました。
導入の決め手 ― 操作性・コストパフォーマンス・安全な共有機能のバランス
──数あるクラウドストレージサービスの中から、Fileforceが選定された決め手は何だったのでしょうか。
木場氏:他社サービスを比較しましたが、最終的にFileforceを選んだ理由はFileforce Driveによるエクスプローラーの操作性とユーザー数無制限の料金体系です。特に、「ユーザー数無制限」という仕組みは、900名以上の社員を抱える当社にとって非常に大きなメリットでした。他社サービスではユーザー課金が前提となるため、導入規模を考えるとコスト面で大きな差がありました。
また、操作性の面でも「普段使い慣れたエクスプローラーでそのまま利用できる」という点が社員にとって安心感につながり、導入を後押ししました。
藤氏: さらに機能面としては、共有リンクやプロジェクトフォルダといったファイル共有機能を安全に利用できる点も大きな魅力でした。セキュリティを確保しながら柔軟にファイル共有できることは、業務上非常に役立っています。
※社内外へファイル共有が可能な共有リンク機能(イメージ図)
※社内外とのファイル授受が可能なプロジェクトフォルダ機能(イメージ図)Fileforce導入で、各支社間での連携がスムーズに
──導入後、具体的にどのような効果を実感されていますか。
大石氏: BCP対策としての安心感はもちろんですが、遠隔地にいる役員も同じファイルにアクセスできるようになり、業務効率が大きく向上しました。これまでは福岡本社ビル以外にいる役員が本社サーバーにアクセスできず、共有が困難でしたが、Fileforce導入後はスムーズに同じファイルを閲覧できるようになりました。また、外出される社員が多いため、モバイルアプリで簡単にファイルを確認できる点も好評です。さらに、普段から使い慣れたエクスプローラーで操作できるため、ユーザートレーニングの必要がなく、誰でも直感的に利用できる点が非常に良いと感じています。
※右側のようにモバイルでも利用可能なアプリも活用(イメージ図)──機能面についての活用状況はいかがでしょうか。
木場氏: 主に共有リンクとプロジェクトフォルダの共有機能を活用しています。特に、大容量データの共有では共有リンクが非常に役立っていますし、メールでのやり取りが困難な場合にはプロジェクトフォルダを利用しています。プロジェクトフォルダの利用に関しては、支社ごとに申請が必要な機能として運用しており、必要に応じて柔軟に活用しています。
また、Microsoft Officeオンライン連携機能による共同編集機能にも関心があります。私個人としては非常に良い機能だと感じていますが、まだ社内に十分浸透していないため、今後は共同編集の利用促進を進めていきたいと考えています。
大石氏: ファイル単位で世代管理をしているバージョンファイル機能も画面が分かりやすく助かっています。世代数は無制限で保存期間が60日間あり、保存ミスの際や別名保存などした際に、直感的なボタンで簡単に操作できるのは、いざという際に重宝しています。
※オンライン編集(同時編集)が可能なMicrosoft Officeオンライン編集機能(イメージ図)
※ファイル単位での世代管理が可能なバージョンファイル機能(イメージ図)全国どこからでも同じファイルにアクセス可能に
――Fileforceの導入を検討されている企業様へメッセージをお願いいたします。
木場氏: Fileforceは、ユーザー数無制限の料金体系と、普段使い慣れたエクスプローラーで直感的に操作できる点が大きな魅力です。社員の平均年齢が高い当社でもユーザートレーニング不要でスムーズに利用が広がりました。また、遠隔地の役員も同じファイルにアクセスできるようになり、全国規模での情報共有が可能になったことは非常に大きな効果でした。モバイルアプリも使いやすく、外出先でも安心して利用できます。
さらに、検索機能が非常に高速で、必要なファイルをすぐに見つけられる点も大きなメリットです。業務効率化に直結し、社員からも好評を得ています。
コスト面・操作性・機能面のバランスが非常に優れているため、全国規模での展開やセキュリティ強化を検討されている企業様には最適なサービスだと考えています。
本事例のポイント
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課題
- 本社NASが老朽化し、接続不良やファイルが開けないなど業務に支障が発生していた
- 全国支社でファイル共有の仕組みが統一されず、NAS導入は一部のみで保管場所が統一されていなかった
- 社員PCに個人情報を含むファイルが保存されており、セキュリティ要件への対応が急務だった
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選定理由
- ユーザー数無制限の料金体系により、900名以上の社員規模でもコスト負担が少ない
- Fileforce Driveによるエクスプローラー操作で、ユーザートレーニング不要・直感的に利用できる安心感があった
- 他社サービスと比較して、コスト面と操作性の両立が最も優れていた
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効果
- 遠隔地の役員も同じファイルにアクセス可能となり、全国規模での情報共有がスムーズに
- モバイルアプリの活用により、外出先でも簡単にファイル確認ができるようになった
- 高速検索機能や直感的な操作性により、業務効率化が進み、社員からも好評を得ている
※本記事の内容は取材時(2025年12月)の情報です。
導入をご検討中の方へ
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