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朝日税理士法人

Fileforceの導入から3年、劇的な業務効率化とコスト削減を実現

税理士業界における業務効率化とデジタル化の先駆者である朝日税理士法人(以下、同法人)は、Fileforceを導入して3年が経過しました。同法人は、東京本部のほか、城南支社、神奈川支社、福岡支社の4拠点で活動しています。

経営理念に「専門サービスを通じてクライアントの真のパートナーとなる」を掲げ、組織全体が柔軟な働き方やツール活用に対応。税理士法人として国内初のDX認定も取得し、AIやRPAの活用を通じて、クライアントへの価値提供を最大化しています。

今回は、同法人の管理グループでIT管理を担当する福山氏と松尾氏に、Fileforce導入後の変化や現場の声について伺いました。

積極的な業務効率化を支えるクラウドストレージ

管理グループに所属する福山氏と松尾氏は、同法人のIT管理を担う中心人物です。両氏は次のように語ります。

福山 氏

弊社は組織全体が現場主導で業務効率化を進めています。若いメンバーが多いこともあり、『もっとこうすれば効率的では?』というアイデアが現場から出てくる文化が根付いています。その中で、私たちはITやデジタルツールの導入を支える役割を担っています。

松尾 氏

Fileforceのようなクラウドストレージも、導入前は不安がありましたが、実際に使ってみるとその利便性に驚きました。日常の業務に完全に馴染んでおり、『使っている』という意識すらないという職員もいるほどです。

Fileforce導入前は、他社のクラウドストレージを利用していましたが、うまく繋がらない時もあり、対応に苦労していたと福山氏は振り返ります。

ファイルフォース松尾

Fileforce導入以前の課題について、当時を振り返って教えていただけますか?

福山 氏

他社のクラウドストレージを利用していたときは、『繋がらない』『重い』という声が多かったです。その度に対応を急ぐ必要があり苦労していましたね。今ではFileforceが当たり前に使える空気のような存在になっています。システムが安定していることで、私たち管理者の負担も大幅に軽減されました。

プロジェクトフォルダの活用で、データ共有が効率化

Fileforce導入から3年が経過し、同法人の業務においても多くの変化が生まれたといいます。その中でも特に重要な機能が「プロジェクトフォルダ機能(フォルダ共有機能)」です。この機能によって、データ管理やファイル共有が効率化したといいます。

ファイルフォース松尾

Fileforceの中で、特に活用いただいている機能について教えてください。

松尾 氏

Fileforce導入当初、弊社ではプロジェクトフォルダの利用は検討段階にとどまっていました。しかし、現在では約200件のプロジェクトフォルダが稼働し、クライアントとのファイル共有において重要な役割を果たしています。

さらに福山氏は、過去の課題を振り返りながらこう続けます。

福山 氏

以前は会計データをやり取りする際に、パスワード付きのメール添付を利用していましたが、容量制限の問題で運用に支障が出ることがありました。現在はプロジェクトフォルダを活用することで、安全性が確立されたセキュアな接続環境下において、継続的な顧問契約のクライアントとのやり取りが格段にスムーズになり、スポット業務でも短期間で必要な情報を整理・共有できるようになりました。

プロジェクトフォルダの構成はクライアントごとに分かれており、その下に具体的なプロジェクトを管理するフォルダを作成する仕組みになっているとのことです。この作成プロセスは厳格に管理されており、システム担当の福山氏と松尾氏の2名のみが権限を持っているといいます。

福山 氏

フォルダ作成は、申請フォームにフォルダの場所や名称、社外・社内ユーザー等を記載いただき、私達が作成します。また、1年に1回の見直しを行い、不要なフォルダを整理するなど、情報の整理を徹底しています。

松尾氏は、管理体制の厳格さが業務効率化の鍵だと指摘します。

松尾 氏

全員がアクセス権限をフルコントロールで作成できると、フォルダ構成が混乱する恐れがあります。そのため、アクセス権限を限定しつつ、運用を安定化させることに注力しています。

<社内ポータルサイト説明内容>
社内ポータルサイト説明内容 ※社内ポータルサイトに説明を記載

<設定項目依頼フォーム>
設定項目依頼フォーム ※依頼フォームに従って入力し、総務へ提出する運用

<延長確認>
延長確認 ※延長確認を徹底することで不要なフォルダも正確に管理

<社内向け利用マニュアル>
社内向け利用マニュアル ※社内向けに作成されたマニュアル

<社外向け利用マニュアル>※一部抜粋
社外向け利用マニュアル ※社外向けに作成されたマニュアル(一部抜粋)

Fileforceがもたらした劇的な業務効率向上

かつて同法人では社内ファイルサーバーを使用していましたが、ネットワークの不安定さや運用の煩雑さが大きな課題でした。その後、他社のクラウドストレージを採用したものの、速度や安定性の問題は依然として解決されなかったと、福山氏は当時を振り返ります。

福山 氏

他社のクラウドストレージを利用していた頃は、接続が遅い、あるいは繋がらないといったトラブルが頻発していました。特に業務開始時には専用ツールを立ち上げて接続する必要があり、これが毎朝のストレスになっていました。また、アクセス権限の設定はCSVを用いて行っていましたが、反映に一晩かかることもあり、管理業務が煩雑でした

こうした課題は、Fileforceの導入によって劇的に解消されたといいます。

福山 氏

Fileforceを導入してからは、専用ツールの立ち上げが不要になり、常に安定した接続が確保されています。検索速度も大幅に向上し、作業が2倍、3倍の速さで進むようになりました。以前のようなストレスから解放されただけでなく、アクセス権限の設定も即座に反映されるようになり、管理者としての負担が大幅に軽減されました

社外のクライアントへのFileforce導入を推進する中で、サポートが必要になるケースもありましたが、マニュアルを作成することでスムーズな運用が実現したとのことです。

ファイルフォース松尾

導入後、運用する中で苦労した点はありましたか?

松尾 氏

クライアントから『使い方がわからない』という声があったため、私たちでマニュアルを作成しました。特にサブフォルダの構成やアクセス方法について丁寧に説明することで、問題なく使っていただけるようになりました。

クライアントからのセキュリティに関する問い合わせにも、自信を持って対応できるといいます。

松尾 氏

「セキュリティチェックシートの提出を求められることは多いですが、Fileforceの堅牢性やアクセス制御機能について詳しく説明することで、安心してご利用いただけています。

Fileforceの多面的な効果はコスト削減にも貢献

Fileforceの導入によって、コスト削減の効果も現れました。同法人では、以前はプロジェクトフォルダに相当する外部共有用のツールを別途契約しており、ストレージ容量の追加に伴うコストが課題になっていたといいます。

福山 氏

「Fileforceを導入する以前は、別の共有ファイルサービスを利用していましたが、容量が限られており、追加するたびにコストがかさんでいました。また、バックアップのために同じ容量を持つストレージを契約する必要があり、これが二重コストの原因となっていたのです。

しかし、Fileforceの機能をフル活用することで、外部共有用のツールやバックアップ用ストレージの契約が不要となり、ストレージに関連するコストを大幅に削減することができたといいます。

ファイルフォース松尾

Fileforce導入後、定量・定性的に効果が得られたと感じられることはありますか?

松尾 氏

Fileforceのバージョン管理機能やごみ箱機能を活用することで、誤って削除したファイルの復元が容易になったため、バックアップ用のストレージ契約が不要になりました。その結果、実質的にコストが半分になったと感じています。

職員が誤ってファイルを削除してしまった際には、ログ機能を活用して復旧を行っていましたが、誤操作が減少したことで、ログ機能を使う頻度も減っているとのことです。

松尾 氏

職員もFileforceを違和感なく利用できているため、ほとんど問い合わせはありません。稀にファイルを誤って削除してしまった場合に問い合わせがあり、誰がどのファイルを操作したのかをログで確認して復旧していました。ただ、誤操作自体が減ったこともあって、ログを確認する機会も少なくなりましたね。

導入から3年が経過した今、Fileforceは日常業務において欠かせないツールになっているといいます。

福山 氏

プロジェクトフォルダが一部整理されていないため、メンバーに『綺麗にしてね』と呼びかけています。必要なファイルの保存場所であり、保管スペースではないことを意識付ける必要があります。今後はクォータ設定などの容量管理機能の活用も検討していきます。

最後に、システム担当者として、新しいツールを導入する際に重視する点について、お聞きしました。

福山 氏

日々使うものなので、ユーザーがストレスなく、自然に使えるかどうかが最も重要です。Fileforceはエクスプローラーで操作できる点が大きな決め手でした。ダウンロードやアップロードを強いられる仕組みでは、業務効率が下がってしまうためです。

ファイルフォース松尾

本日は貴重なお時間をありがとうございました。これからも安全、快適にご利用いただけるよう、サポートさせていただきます!




記事のポイント
  • 課題
    • ツールを利用した接続や接続の不安定さがユーザー、管理者ともに負担であった
    • CSVを用いたアクセス権限設定の反映に時間がかかっていた
    • 外部共有用ツールやバックアップ用ストレージを別途契約しており、二重コストが発生していた
  • 導入効果
    • 自動で接続され常時安定した接続が実現し、作業速度が向上した
    • アクセス権限の設定が即時反映されるため、管理者の負担が大幅に軽減した
    • バージョン管理やごみ箱機能により、バックアップ用ストレージが不要となり、ストレージ関連のコストを削減できた

■過去のインタビューはこちら
https://www.fileforce.jp/casestudy/asahitax/

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